2017年10月27日
お手持ちのスマホを安く使いたいなら格安SIMがオススメです!どんな機種が対象?どのくらい安くなる?本当に機種変更はしないの?初めての格安SIMデビューの方必見です。
格安のSIMを新しく購入するという方法もありますが、もちろん今まで使用していた端末をそのまま使用することもできます。
まず、格安SIMを使う端末がどのキャリア回線に対応しているのかを確認することが必要です。格安SIMは大手キャリア(ドコモ、au、SoftBank)の一部回線を借りてサービスを提供しています。そのため、ドコモの端末にSoftBankの格安SIMを挿入しても使用できないのです。
ドコモ回線の場合には、ドコモから発売されている端末かIIJmio、mineo、楽天モバイル、イオンモバイル、LINEモバイルなどのSIMフリー端末で利用することができます。
au回線では、auで発売されている端末かIIJmio、mineo、UQ mobileなどのSIMフリー端末。
SoftBank回線では、b-mobileから通話可能なSIM(iOS用)、U-mobile S、b-mobile Sなどに対応しています。
データ通信SIMの場合には、ショートメッセージサービス(SMS)が基本的にオプションになりますが、au回線を使用した格安SIMでは、標準で利用できるプランもあります。
2015年5月1日以前までは、端末を販売した携帯電話会社とSIMカードを発行した携帯電話会社が一致しなければ使用できないというルールがありました。この端末販売とSIMカードを発行する携帯会社を一致させる仕組みが「SIMロック」と呼ばれています。
そしてSIMロック解除とは、2015年5月1日に義務づけられたガイドラインのことで、ユーザーが端末や回線を自由に選べるよう、端末とSIMを切り離して購入できる仕組みが作られました。
このため、以降に発売された端末であれば、ホームページから無料で解除ができます。これ以前に発売された端末をSIMロック解除申請する際には、手数料が発生するため注意が必要です。対応している機種については、公式のサイトで確認できます。
また、各キャリアの設定している所定日数を経過していれば、SIMロック解除を行えますが、キャリアごとに条件があります。例えばドコモの場合、分割払いでは100日目以降、一括払いで即日の対応となっています。そのほか「ネットワークの制限中ではないこと」など細かい条件が設定されているキャリアもありますので、詳細については各キャリアにて確認することが必要です。
中古で端末を購入する場合には、キャリアやSIMロック解除の対応を確認することが必要です。また、端末の分割料金が未払いの場合には、通信制限がかかっていることもありますので、端末の分割料金の支払い状況についてもあわせて確認しておきましょう。
auやSoftBankの端末からドコモ回線の格安SIMを使用する場合には、SIMロック解除を行います。SIMフリーでは、どこの格安SIMでもそのまま使用することができますが、テザリングなどの一部機能が使用できないこともあります。
通話の音質が良くなるVoLTEというサービスは、ドコモ VoLTEとau VoLTEがあり、au VoLTEの端末は、キャリアが同じauであってもSIMロック解除が必要です。
通話機能付きのSIM契約で30秒20円の通話が可能、アプリやかけ放題のサービスを利用することで、通話の費用を抑えることもできます。通話機能のないデータSIMでも、LINEやSkypeなどを活用すれば、通話をすることもできます。
通話料を安くしたい人にオススメなのが、専用のサービス。IP電話のNTTコミュニケーションズ050plusは、月額の登録制料金が300円、30秒8円で利用可能となっており、さらに同じアプリ同士で無料になります。新しく050の番号を使うことができれば、お得なサービスと言えますね。OCN モバイル ONEの音声SIM加入者は月額料金無料、データSIM加入者は半額になります。
楽天モバイルの楽天でんわは、月額料金無料の30秒10円で通話ができるサービスです。楽天モバイルの加入者以外でも利用でき、通話量に応じてポイントがもらえます。IP電話と違い、090や080で始まる電話番号を使用できるというメリットがあります。アプリからかけることができ、どのMVNOからでも発信できるのでかなり便利です。
通話が多い方には、かけ放題プランの利用がオススメです。かけ放題プランには、時間や回数が無制限のタイプと、1回の通話で決められた時間内のみ無料のタイプがあります。
完全かけ放題プランが使えるのは、Y!mobileと楽天モバイルの2社。Y!mobileは、オプション料金として月額1,000円と、音声SIM料金月額1,980円で利用できます。
一部かけ放題のプランは、LINEモバイル、IIJmioがオススメです。LINEモバイルは、オプション料金月額880円と音声SIM料金月額1,200円で、毎回10分まで無料で通話することができます。IIJmioは誰とでも3分以内の無料通話ができ、家族との通話であれば10分間話せます。
格安SIMでの通話料金は、やはり少々コスパが低いのが現状です。ガラケーを使用している人はデータ通信だけスマホを利用し、長時間の通話はガラケーを使用するなどして、うまく使い分けるのも良いでしょう。さらに、ガラケーは月額300円で、格安SIMでは使用できないキャリアメールをオプションで利用することもできますので、旧来の機能を削ぎ落としたくない方にはオススメです。
格安スマホ比較検討
(SIM / MVNO)
「みんなの格安スマホ/SIMランキング」は格安SIMやMVNOにまつわる便利な情報、役立つ情報を発信するサイトです。