2017年10月31日
「1GB」というと多くの人がそれだけじゃすぐに速度制限がかかってしまうと思うかもしれませんが上手に運用すれば「1GB」でも速度制限をかけられずに使うことができます。
最近のMVNOの料金プランでは1GB以下のプランもあります。もちろんデータ通信量が少ないほうが料金が安くなるのでなるべく使用するデータ通信を減らして毎月の支払い料金を減らしていきたいところです。
データ通信量が1GBを超えると高速通信ができなくなります。1GBを計画的に使うことができれば気にすることはありませんがもし使い切ってしまったときのために低速通信がなるべくストレス無く使えるものを選ぶことも1つの手段になるでしょう。
この低速通信時の速度も各格安SIMによって変わってほとんど何もできなくなるようなものもあれば普通に使える速度がでるものなど結構変わってきます。大手キャリアの通信制限を経験した方は分かると思いますがそれよりも遅くなるものもあります。しかし低速通信時でも大手キャリアの制限速度の2倍以上の速度が保障されている格安SIMもありますので1GBで使用していくのであれば低速通信時の速度は格安simを選ぶ上で重要な判断材料になるでしょう。
格安SIMでは通信速度の切り替えや低速通信時でも一瞬だけ高速通信が使える機能が備わっているものあります。こちらをうまく使用すれば使い方によってですが高速通信を使用せずともスマホを使うことができるかもしれません。
通信状況などによっても変わってきますが大まかに1GBでできることをまとめました。
■メール・・・約10万通(画像やファイルなし)
画像を含むメールのやり取りになると画像自体の容量を送受信することになるので注意が必要です。
■LINE・・・トーク 約30万回(スタンプ送受信含む)
・・・通話 約36時間
・・・ビデオ通話 約3時間
LINEでも画像のやり取りは注意です。通話などはかなり通信容量が多いです。
■youtube・・・低画質:約10時間
・・・高画質:約2時間
高画質で動画を見ていると映画一本分くらいで使い切ってしまいます。
■オンラインゲーム・・・ポケモンGO:約90時間
ゲームの通信頻度などにもよりますが頻繁に通信をするゲームは通信容量が多いです。
■通信速度の切り替え
大手キャリアはデータ通信量を使い切らないと低速通信になりませんが格安SIMには高速・低速のON/OFFができるものがあります。これによって、スマホを使っていない間や普段のLINE・twitterやメール、比較的軽いサイト(画像が少ないなど)の閲覧など高速通信を使用する必要が無いものは低速通信で行い、必要なときだけ高速通信をONにしてデータ通信量の節約ができます。
■一瞬だけ高速通信(バースト通信)
バースト通信とは、何かデータ通信を行なうときの最初の数キロバイトだけ高速通信と同じ速度で通信をしてくれる機能です。もともとはIIJmioが始めたサービスでしたが今では多くの格安SIMに搭載されています。これによって比較的軽いサイトはストレス無く閲覧が可能であったり。画像を見るなど比較的重い動作であっても少し手助けしてくれます。こちらもバースト転送のデータ量はそれぞれの格安SIMによって異なります。ほんとに少ししかできないものもありますのでここも格安SIMを選ぶ判断材料になりそうです。
格安simのデータ使用量1GB運用はwi-fiを上手に活用することが重要になります。今街の中にはフリーWI-FIスポットが沢山あります。これらを活用することで契約しているデータ通信量を使用せずに通信を行なうことができます。
そのためにはいくつか準備をする必要があります。まずは各種登録です。コンビニやカフェのフリーWI-FIを使う場合などにモバイルサイトに簡単な登録が必要な場合があります。(ほとんどが無料です)少し面倒ですがこれらの登録は一度しておけば今後そのフリ-WI-FIスポットを利用するときに便利になるのでよく行く場所などがフリーWI-FIスポットを提供しているのであれば登録をしておくことをおすすめします。
また初めて訪れた場所でもWI-FIが近くにあるか気にしてみるのもいいかもしれません。一度登録したコンビニやカフェなどは店舗が違ってもそのまま利用できることが多いのでとても便利です。
旅行などに行った場合に宿泊先にWI-FIがあるか従業員の方に聞いてみるのも良いですし、宿泊先をきめる段階でWI-FIが完備されているホテルなどを選ぶのも良いでしょう。
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