2018年04月03日
海外旅行の楽しみのひとつが現地の散策やショッピングです。近年はグーグルマップなどを使って世界中の位置情報やマップを簡単に取得することができます。ただし、そこで問題になるのが、海外でのデータ通信手段です。できるだけ通信料をかけたくない人にもピッタリの海外でデータ通信や通話をする方法や、オフラインでマップを使う手段を紹介します。
仕事やレジャーで海外に行くときに頭を悩ませるのが通信の手段です。うっかり海外で日本と同じ感覚でインターネットをしていたら数十万円の支払い請求がきたなんて話もよく聞かれます。海外で通信するにはどのような手段があるのでしょうか。
海外でインターネットをするには海外パケット定額を利用するほか、レンタルWi-Fiを使う方法があります。キャリアでは海外で使えるパケット定額プランが用意されています。費用は掛かりますが、通信速度にも心配はないでしょう。
レンタルWi-Fiは日本でWi-Fiルーターを借りて海外で使う方法です。一台のルーターで複数のスマートフォンを接続できるためグループ旅行などにも適しています。SIMフリー携帯があるのであれば、現地でSIMカードを購入して使う方法が便利です。現地で購入できる場所を探したり、設定したりする手間はありますが、費用も抑えられます。
海外は日本よりも無料Wi-Fiスポットが豊富です。SIMフリー携帯を持っているため現地でSIMを購入する予定だったが、無料Wi-Fiで十分だったという声も聞かれます。トランジットなど短期間の滞在であれば十分かもしれません。あらかじめ無料のWi-Fiスポットを調べておいたり、マップをダウンロードしたりしておけば、さらに海外旅行が便利になるでしょう。海外旅行での通信手段は滞在する国は滞在期間によって、適した方法が違います。旅行プランを見ながら、どの方法が良いか計算してみましょう。
海外旅行の強い味方になってくれるのがグーグルマップです。世界中の地図や航空写真、ルート検索など幅広い用途で使われています。グーグルマップとはグーグルが提供している地図アプリです。グーグルマップは通常オンラインで使いますが、オフラインマップが用意されているためオフラインでも地図の閲覧や検索といった機能を使うことができます。
グーグルマップはオフラインでもナビ機能が使えるため、目的地を指定してルートや所要時間を調べることも可能です。レンタカーであれば、ナビ通りに進むだけで目的地にたどり着くことができます。また海外ではマイル表示が一般的なところもあるでしょう。そのような国では距離表示や標識、看板がマイルになっています。グーグルマップであれば設定画面の「距離の単位」から距離の表示をマイルに切り替えられます。混乱することなくスムーズに運転するためにも覚えておきたい機能です。
グーグルマップをオフラインで使うためには事前準備が必要です。日本でいる間にあらかじめ用意しておきましょう。
・グーグルマップをダウンロードする
グーグルマップを使うためにはグーグルマップアプリがダウンロードされている必要があります。Androidのスマートフォンであれば既に入っているでしょう。IPhoneの場合はAppStoreからダウンロードしておきましょう。Googleアカウントも必要なため作ってください。
・オフラインマップをダウンロードする
オフラインマップのダウンロードはインターネットにつながった状態でないとできません。日本にいる間にオフラインマップをダウンロードしておきましょう。初めに行きたい場所やホテル名などを検索ボックスに入力して、エリアの地図を表示します。すると画面の下部に「ダウンロード」の表示があらわれるためタップしておきましょう。ダウンロードする範囲を指定するとダウンロードのサイズが案内されます。エリアが広くなると容量を圧迫するため注意しましょう。また、地図には保存期間があります。30日間しか保存されないので、海外旅行のひと月前以降になってからダウンロードしてください。
・メニューからオフラインマップを表示
オフラインマップを正常にダウンロードすると、メニューアイコンの「オフラインマップ」から地図を表示することができます。ダウンロードしたマップの名前は変更できるのでわかりやすい名前にしておくと、海外旅行中でも混乱しません。あとは現地で「オフラインマップ」から使いたい地図を表示しましょう。
格安スマホ比較検討
(SIM / MVNO)
「みんなの格安スマホ/SIMランキング」は格安SIMやMVNOにまつわる便利な情報、役立つ情報を発信するサイトです。