2018年01月27日
格安スマホへの移行と同時に、スマホも買い替えようという方は多いでしょう。そんなとき、まず分かれ道となるのがAndroidにするかiPhoneにするかです。どちらもよく競合し、甲乙つけがたいのが現状ではないでしょうか。そこでここでは、格安スマホに移行するときにAndroidとiPhoneのどちらを選ぶべきかについてお話します。
iPhoneとAndroidの違いは機種の違いでもありますが、OSの違いでもあります。iPhoneではiOSが内蔵され、アプリはiOSに対応したタイプしか使用できません。ただ、人気のアプリともなれば、iPhoneとAndroid両方に対応しているものがほとんどです。その点は、あまり心配することはないでしょう。
・バッテリーの安定性
スマホを使っていると気になるのが、バッテリーの持ちです。肝心なときに、バッテリーが切れてしまうのは困ります。安定的にバッテリー持ちがよいスマホというと、iPhoneに軍配があがります。
iPhoneのバッテリー持ちが安定している理由は、使用していないアプリをバックグラウンドで制御できることに関係しています。Androidの場合は、使用していないアプリもバックグラウンドで稼働していることが多いです。
また動作によって、起動ボタンなどが自動的にオン/オフされる点も電池の持ちに関係しているでしょう。最新機種のiPhone Xでは1回の充電によるバッテリー駆動時間も従来のタイプより長くなっているため、さらにバッテリーの持ちは向上しています。
Androidを搭載した機種は、さまざまなスマホメーカーから発売されています。そのため、iPhoneとの比較は単純にはできません。機種によってはiPhoneと互角のAndroidもありますし、デザインが気に入って使用したいAndroidの機種もあるでしょう。その点も加味しながら、Androidのメリットについて見ていきましょう。
・ジェスチャーアプリの充実
いつも使うアプリを毎回ホームから起動するのは、面倒です。Androidのジェスチャーアプリを使うと、文字や記号をなぞるだけで簡単に使いたいアプリが起動します。例えば、液晶画面上で「G」をなぞるとメールアプリが起動するといった具合です。iPhoneにはない機能ですから、この点はAndroidが優れています。
・戻るボタンの簡便性
Androidでは、いつでも「戻る」ボタンを押すことで前画面に戻れます。iPhoneでは「戻る」ボタンがアプリに依存しているため、アプリによっては使い勝手が悪いこともあるでしょう。
・画面分割で2つのアプリを同時利用
Androidのマルチウィンドウ・マルチタスクでは、1つの画面を2つに分割して別々のアプリを利用できます。例えば、お店を調べながら地図で場所をチェックする、動画を見ながら検索するなどの操作ができるのです。
・スリープ機能の簡易性
ディスプレイをタップすることでスリープモードに移行します。iPhoneにも似たような機能はありますので、Androidの操作の仕方と好みで選ぶとよいでしょう。
・電子マネーを一括管理
日本ならではの便利な携帯・スマホ機能に、電子マネーがあります。iPhoneは電子マネーで後れをとっていたのですが、現在ではiPhoneでも導入されています。ただ、Androidほどの多彩な電子マネーの管理には、まだ追いついていません。
・音質の良さ
機種にもよりますが、Androidの音質がiPhoneより優れていると評価する音楽好きもいます。パソコンからの音楽ダウンロードが簡単という意見もあり、音楽をよく聴く人にとっては慎重に比べたいポイントです。
iPhoneとAndroidで比べると、OSのシェアは圧倒的にAndroidが優勢です。これは、中国製の端末シェアが伸びていることも影響しています。iPhoneと比べて、Androidは各メーカーから多様な機種が発売されています。それでも日本では、iPhoneが比較的安価に手に入ることもあってAndroidのシェアを上回っているのです。
また、ドイツではAndroidのシェアが圧勝、イギリスではわずかにAndroidのシェアが大きいなど、国によっても傾向が違います。
iPhoneとAndroidを比較するのは単純にはいかず、両方使っているという人も少なくありません。格安スマホを利用する際は、両者の特徴やメリットを比較して選んでみてください。
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